『長享の秩父札所番付』(県指定文化財)の札所一番
札所三十二番法性寺の寺宝で「長享二年(1488年・室町時代)秩父札所番付」には、当時は定林寺が札所一番であったこと、また秩父札所は三十三ヶ寺であったことが記されている。
創建時は秩父大宮妙見宮(秩父神社)の近くにあったため、妙見宮をお参りしてから札所めぐりをはじめた、といわれている。
江戸時代後期に現在の場所に移された。
百観音の梵鐘
西国、坂東、秩父の百観音のご本尊を浮き彫りにした梵鐘は、埼玉県指定有形文化財に指定されている。
鐘の音のすばらしさから、秩父三名鐘の一つといわれている。
また、お参り前につくとお金が入ってくる「入りかね」とも呼ばれている。