トップ画像
scroll
———

午歳総開帳とは?

「午歳総開帳(うまどしそうかいちょう)」は、埼玉県の秩父地域にある34寺院(秩父札所)の御開帳。
12年に一度の午歳(うまどし)に、一斉に御開帳を行うので「総開帳」と言われています。

秩父札所の34寺院で、どなたでも観音さまのお姿に直接お参りすることができます。
この総開帳は、江戸時代から続く伝統行事でもあり、一斉に普段は見ることのできない観音様が見れることから、秩父地域がパワースポットになるとも言われています。

秩父巡礼者の背中
午歳総開帳行列の様子
午歳総開帳の期間画像

札所とは?

秩父札所は、埼玉県の秩父地域にある34寺院のことです。
鎌倉時代から始まり、790年の歴史をもつ観音霊場(観音様をおまつりするお寺を巡る巡礼地)です。

秩父札所でのお接待風景

総開帳でしか体験できない
4つの特別体験

記念御朱印

記念御朱印

総開帳の期間中だけ授与される特別な御朱印です。
札所巡りの証としてはもちろん、この時期ならではの記念として多くの方が受けに来られます。

秘仏公開

秘仏公開

特別散華配布

特別散華配布

御手綱

御手綱

総開帳を彩る特別イベント

2025年8月1日~9月8日終了
秩父市地域産業センター 展示会:秩父札所を見つめて ~江戸から令和まで~ 江戸から令和までの絵画や写真の展示を行います。2019年に誕生した秩父札所の35番目の観音様である「令和観音様」も公開。

2025年9月28日~月1×8回
和尚さんと歩こふ 満願通しコース
―聖令和観音様を迎える午歳総開帳―
月に1度、全8回をかけて札所1番から34番まで、札所の和尚さんと聖令和観音様を担いで一緒に歩いて巡ります。 聖令和観音様とは、令和への改元の年、秩父札所のシンボルとして誕生した、35番目の観音様です。

次回開催
第3回 和尚さんと歩こふ 満願通しコース|2025年11月30日(日)
コース:19番から23番まで(18番で解散)
19 20 21 22 23 23
※ 23番にて現地解散。詳細(集合時間・持ち物等)はコチラ。
秩父札所を歩く参加者の様子

和尚さんと歩こう 満願通しコース

▶ 詳細を見る

2026年3月1日
開白法要

※その他のイベントも決まり次第、掲載していきます

その他プレイベント

2025年11月3日
秩父郡小鹿野町
両神ふるさとまつり

2025年11月22日
秩父郡横瀬町
里山まるマルシェ

秩父札所 | 謎ガチャ&Q&A

よくある質問

Q1. 総開帳って何ですか?
A. 普段は見ることができない御本尊が特別に御開帳(公開)され、拝観できる貴重な機会です。秩父札所の34寺院では、12年に一度の午歳(うまどし)に、一斉に御開帳を行うので「総開帳」と言われています。
Q2. 総開帳では何が行われるの?
A. 各札所(寺)の秘仏の御本尊(観音様)が御開帳され、観音様と繋がれた御手綱(おてづな)に触れることで深くご縁を結んでいただけます。
・通常の御朱印に記念印が加えて押印されます。
・御朱印を受けた方に散華(さんげ:花びらをかたどった色紙)が配布されます。
・さまざまな関連行事や記念品の授与などもあります。
Q3. 秩父札所って何ですか?
A. 埼玉県西部の秩父地域にある34の寺院のことで、文暦元年(1234年)3月18日に開創された観音霊場です。昔の巡礼では、自分の名前や願いを書いた「札(ふだ)」をお寺に打ち付け、心願成就やご利益を願ったことなどから、「札所」と呼ばれるようになりました。
Q4. 誰でも自由にお参りできますか?
A. はい、どなたでもお参りできます。どの札所も拝観料は無料で年中無休です。
※紅葉期間中、8番札所「西善寺」のみ拝観料をお願いしております(御朱印を受けた方は不要)。
Q5. 何日くらいで巡れますか?
A. 秩父札所ひと巡りは約100kmです。
車では3~4日、徒歩では7~8日ほど。数回に分けても構いません。
Q6. どの札所から始めればいいですか?
A. どの札所からでも可能です。江戸時代中期に巡りやすい順番が現在の順になりました。
Q7. 御朱印はどこでもらえますか?
A. 各札所の納経所でいただけます。ただし、札所2番は光明寺、札所5番は長興寺が納経所です。御朱印(納経)料は500円です。
Q8. 御朱印を受けられる時間は?
A. 3月~10月は8:00~17:00、11月~2月は8:00~16:00です。
※お昼休憩は12:00~12:30。
Q9. 重ね印でも特別御朱印はもらえますか?
A. 総開帳の期間中であれば、重ね印にも特別記念御朱印を押印いたします。重ね印をおすすめしておりますが、新しい御朱印帳を用意される方もいらっしゃいます。
Q10. 巡礼はどういう意味があるのですか?
A. 巡礼は観音さまに手を合わせる祈りの旅です。各札所(寺)を巡りながら、自分の心と向き合い、日常を見つめ直す時間でもあります。ただの観光ではなく、感謝や願いを胸に巡る心の歩みです。服装に縛りはなく、どなたでも気軽に始められます。
Q11. 参拝時の服装や持ち物は?
A. 動きやすい靴・服装が最適です。正式な服装は「装束(白衣・輪袈裟・金剛杖)」ですが、決まりはありません。
Q12. 参拝・巡礼時の持ち物は?
A. 必須の持ち物は特にありませんが、夏場は帽子や飲み物を忘れずに。
巡礼をより深く味わいたい方は経本、納め札、納経帳、線香・ろうそくなどがあると便利です。
Q13. 巡礼用品はどこで買えるの?
A. 秩父札所連合会公式通販サイト で購入できます。各札所でも取り扱いがあります。
Q14. 札所ごとにお参りの作法はありますか?
A. 難しい決まりはありません。感謝の気持ちを込めて静かにお参りください。
※札所27番は参拝後に御朱印を受けることを厳格に実践しています。詳細は 参拝心得はこちら
Q15. 「百観音」って何ですか?
A. 秩父札所34観音霊場は、西国三十三観音、坂東三十三観音と合わせて「日本百観音」に数えられています。