秩父札所七番 法長寺


青苔山(せいたいさん) 法長寺(ほうちょうじ)
本尊:十一面観世音菩薩 宗派:曹洞宗

 

横瀬の民家の間をぬけ山門にいたる。門をくぐると正面に平賀源内の設計 といわれる堂々とした本堂が建っている。
本堂の奥に本尊の十一面観音が 安置されているのは、天明二年(1782)の火災で観音堂が消失したため。
牛伏堂といわれるのは諸説あるが、一説には牛が伏して動かなくなり、去った後から十一面観音像があらわれたことに由来している。

住所:埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1508
電話:0494-22-1921

 

牛伏堂の由来

由来には諸説あるが、中でも平将門にまつわる伝承は、その後に鎌倉幕府という武士の政権に結集する東国武士の、心のあり方を今に伝えるものとして注目される。
花園左エ門という人の家来が、将門と戦って敗れこの地で亡くなった。やがて天慶の乱も終り世の中がおだやかになったので、その人の妻がこの地を訪れると、夢に夫があらわれ、「悪心から将門と戦ったため、いま村のある家の牛の子に生まれて苦しんでいる」と告げた。妻はただちに尼となって観音さまに仕え、その功徳によって夫の苦しみがなくなった、というものである。
また、あるとき牧童が草刈りをしていると牛が現れ坐って動かないので調べてみると、草の中に観音像を発見してお堂に祀ったともいわれている。

平賀源内原図による本堂

秩父札所最大の本堂は、江戸時代の平賀源内の原図を元に設計されたといわれている。本堂の中に観音堂があるという珍しい造りで、観音堂には本尊の十一面観世音像が安置されている。

札所七番への行き方

西武鉄道・西武秩父駅から西武観光バス「松枝・長渕・根古屋ゆき」12分「横瀬橋」下車、徒歩10分、六番から徒歩10分。(0.7km)

駐車場

普通車:可 マイクロバス:可