秩父札所四番  高谷山金昌寺(こうこくさん きんしょうじ)


本尊:十一面観世音菩薩  宗派:曹洞宗

住所:埼玉県秩父市山田1803
電話:0494-23-1758

秩父札所の中でも屈指の仁王門をもち、石仏の寺としてもよく知られている。大わらじがかけられた仁王門をくぐれば、そこかしこに石仏が見られ、寺内には千三百十九余体の石仏が並ぶ。その石仏の寄進者には江戸、武州をはじめ紀州、越前などの大名家に縁あるものも見られる。本堂の回廊右手には、有名な子育て観音像がやさしいまなざしを投げかけている。

子育て観音像

観音堂右手に祀られている、膝に抱く赤子に豊かな乳房をふくませようとする観音様はごく当たり前の母子の姿で、満足そうな笑みとやさしいまなざしは、見る者の心を和ませる。手の届く場所にあるので、そっと触れる女性も多い。
寄進者の吉野屋半左衛門が、金昌寺のご本尊の霊験で子どもを授かったものの、その後子どもと妻をあいついで失ったため、生前の母子の姿を浮世絵師に下絵をかかせて建立・供養した仏像である。当時は人前で子どもにお乳を飲ませるようなことはしなかった。

千三百体におよぶ石仏

本堂手前左に井戸があり、その泉水は万病に効くと伝えられている。この寺の住職が病に伏せっていると、夢枕に観音さまが現れそのお告げにしたがって泉水を飲むと病はたちまち回復した。そのことを村人にも伝え、長命水といわれるようになった。

札所四番への行き方

●バス:西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バス「定峰・皆野駅(三沢経由)ゆき」で約18分、「金昌寺」下車徒歩5分。
●三番から:徒歩20分(1.4km)

駐車場

普通車:可  マイクロバス:可