秩父札所二十八番 橋立堂


石龍山(せきりゅうざん) 橋立堂(はしだてどう)
本尊:馬頭観世音菩薩 宗派:曹洞宗

 

浦山口駅から橋立鍾乳洞方向へ約15分、川の流れを聞きながら行くとそそり立った岩壁が目に入る。観音堂はその真下にある。石段を登った正面が本堂で、高さ65mの切り立った岩壁が覆いかぶさったところに三間四面、縁を回した朱塗りのお堂が建っている。江戸中期の建築といわれ、堂内には鎌倉時代の作と伝えられる本尊・馬頭観世音が安置されている。
お堂の横には橋立鍾乳洞があり、昔は胎内くぐりの霊場として巡礼達がくぐったものだが、現在は観光施設として知られている。
※12月1日から3月末日まで、納経は札所27番でおこなっています。

住所:埼玉県秩父市上影森675
電話:0494-24-5399

 

馬頭観世音

馬頭観世音を本尊とする札所は珍しく、日本百番観音霊場の中でも、西国第二十九番・青葉山松尾寺とここのみで、坂東札所にはない。
交通の安全や馬の守り本尊として信仰され、馬が唯一の交通手段であり、農作業や運輸の動力でもあった時代には、縁日には飼馬をひいて参詣する人で参道は大賑わいだったという。
馬が自動車にかわった今日では、交通安全の祈願のために遠方からもお札をいただきに来る人たちが多い。

馬堂

本堂右手に「馬堂」といわれる小堂があり、左甚五郎作とある二頭の馬の木像がある。
本堂の馬が描かれた絵馬や境内の馬の銅像など、馬にゆかりのものが多い。

札所二十八番への行き方

秩父鉄道・浦山口駅から徒歩15分。西武鉄道・西武秩父駅から西武観光バス「浦山常盤橋ゆき」「浦山口」下車徒歩15分。二十七番から徒歩30分。(1.2km)

駐車場

普通車:可 マイクロバス:可 大型バス:可(手前有料のみ)