秩父札所二十四番 光智山法泉寺(こうちさん ほうせんじ)


本尊:聖観世音菩薩 宗派:臨済宗南禅寺派

住所:埼玉県秩父市別所1586
電話:0494-23-0943

116段の急な石段を登ると観音堂は正面。鬱蒼とした樹木に囲まれたお堂は、左右に張り出しが凹形になっていており、張り出し部分には仁王像が厨子に納められている。江戸中期の建築といわれる。
また、現存の本尊は座高約24センチ、宗朝風の美しい像で、室町時代の作といわれている。

泰澄大師の開いたお寺

寺の創建年代は不詳だが、縁起には越中立山、加賀白山を中心に活躍した修験僧の泰澄大師(767年寂)がこの地に至ったところ、ある夜、けだかい姫神が天降り、枯木を三段に伐って本と未で山神を祭り、真中の部分で聖観世音を作って「我は日の神なり」と名乗られると、さらに三柱の神が現れ、真中の神が「我はこの山の奥に住む白山姫の神」と名乗った、とある。日の神は天照大神で、伊勢信仰に白山信仰が加わったものと考えられ、御詠歌の「雪の白山」はそれによるものと思われる。
またこの他にも、武州恋が窪の慈悲深い遊女がこの観音を信じ、修行人に怠らず施していたが、たまたま口中の痛みに悩んでいたとき、修行人から一本の楊枝をもらい、これで口中を漱いだところ、痛みがなくなったといういい伝えがある。往時、口中の痛みに霊験ありとして、痛みを除くという楊子を売っていたこともあるそうである。

廻り念仏

4月18日の縁日には地元の人達が輪になってすわり、10メートルほどの大数珠をまわす「廻り念仏」という行事がおこなわれる。

札所二十四番への行き方

●バス:西武鉄道「西武秩父駅」から西武観光バス「久那ゆき」の「札所24番」下車すぐ
   または「ミューズパーク循環(通称:ぐるりん号・右回り)」の「巴川」下車、徒歩20分
●二十三番から:徒歩45分(3.5km)

駐車場

普通車:可  マイクロバス:可  大型バス:可