秩父札所二十三番 音楽寺


松風山(しょうふうざん) 音楽寺(おんがくじ)
本尊:聖観世音菩薩 宗派:臨済宗南禅寺派

 

小鹿坂峠の中腹に位置し、観音堂の前庭からは秩父市街が一望できる。
音楽寺の名の由来は、札所を開いた十三人の聖者がこの山の松風の音を菩薩の音楽と聞いたからと言われている。
音楽を志す人たちが訪れることが多い。
境内には桜の木が多く、春は花見でにぎわい、秋は紅葉が楽しめる。
堂前の梵鐘は、高さ1.2m、108の乳頭、六観音像が鋳出され、その鐘の音は高く美しく響く。

住所:埼玉県秩父市寺尾3773
電話:0494-25-3018

 

秩父困民党の決起と音楽寺の梵鐘

明治17年(1884年)11月1日、吉田の椋神社に集まった農民3000名が武装蜂起し、翌2日には小鹿坂峠を越えて音楽寺境内に集結、梵鐘を乱打し大宮郷(現秩父市内)へ乱入した。世にいう困民党事件である。
境内の鐘楼脇には困民党決起100年を記念して、昭和53年11月2日に「秩父困民党無名戦士の墓」が建てられた。碑面に「われら秩父困民党、暴徒と呼ばれ暴動といわれることを拒否しない」と書かれている。

枝垂桜・ツツジ・紅葉

秩父の桜の名所の一つであり、春にはツツジ、秋には紅葉が楽しめる。
荒川をはさんで秩父市街を一望できる山の斜面に位置するため、眺めがよい。

札所二十三番への行き方

西武鉄道・西武秩父駅から西武観光バス「ミューズパーク循環」(通称:ぐるりん号・左まわり)「音楽寺」下車徒歩3分。秩父鉄道・秩父駅から徒歩40分、タクシー7分。二十二番から徒歩25分。(1.4km)

駐車場

普通車:可 マイクロバス:可 大型バス:可